【新築】祝・上棟!堺市北区
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2022/10/05
どんなキッチンを選ぶ?_コラム
新築一戸建て・リフォーム・リノベーションもお任せ! 堺市の工務店 純工房です!
近頃ではキッチンもまるで家具のような物や、高機能で本格的な物など様々。
今回はキッチン選びの5つのポイントをお伝えしたいと思います!
▼もくじ
レイアウト
キッチンプランでまず決めるのがレイアウトです。
キッチンには住空間で大きく分類すると3つのスタイルがあります。
①リビングダイニングに向かう
②壁を向いて調理をする(背中を向ける)
③キッチン空間を用意する
そしてそれにあったワークトップの形もあります。
I型
キッチンの形で最初に思い浮かぶのはI型と言う方も多いのではないでしょうか。
シンクやコンロ、作業スペースが一直線に並ぶ形。対面型キッチンにも使われます。
I型キッチンのメリットは空間を広く使えるという点、そして配管や排水を効率よく行えるという点もあります。
壁付けにするということは、キッチンの扉面がリビング側を向くという事。
今のキッチンは面材の素材や質感、柄などのパターンが豊富なのでお部屋のインテリアに合う面材がきっとあるはずです。
そしてキッチンを壁付けにするということは、目の前や頭上の壁を利用できるのもI型のいいところですね。
フラット対面
リビングに向かって調理する開放感がなによりも魅力。
設置には大きなスペースが必要で費用も高額になりがち。
L型
コンロとシンクの位置が90度、横に大きく移動しないで向きを変えれば料理が効率よくできるのが大きな特徴。
お部屋の広さや生活動線を意識してライフスタイルにあったレイアウトを考えよう。
料理をしながら家族の様子をみたいという方なら対面レイアウトがおススメ。
料理を家族と一緒にする事が多いならフラット対面にしてダイニングからのアクセスを考えてみましょう。
リビングの様子を見たいけど、手元を見られたくないという方なら造作対面で目隠しを。
デュアルトップ対面なら丁度よい高さで手元を隠しながらデザインも自由自在。
一方、料理に集中したい方なら壁に向かうI型がおススメです。
窓の外を見ながら料理をするのが大好きで壁付けを選ぶ方もいらっしゃいました。
対面キッチンの深堀
家族とLDKの関係
『これから家を建てるなら対面式』とういう人が今や半数以上。
対面式の中でもさらにゴージャスなアイランドキッチン派もいれば、80%以上がキッチンの対面式レイアウトを支持しているそうです。(キッチンメーカー調べ)
リビングの中心にあるキッチンは、素敵なインテリアとして大きな存在感を持っていますが、一方で人によってはキッチンは見られたくない場所だということも事実。
ショールームやSNSでは生活感のない素敵な空間が切り取られていますが、実際その状態を保つのはとても大変。
どこからでも見渡せるフラット対面式では汚れた食器や調理機器を放置しておけない、水垢、油汚れを見て見ぬふり出来ないプレッシャー、食事を楽しむために用意したキッチンカウンターは子供の書類や脱ぎ捨てた上着に占領されるなんてことはよく聞く話です。
手元は隠すという選択
人気のアイランドキッチンで採用されるフラット対面は、オシャレで素敵な反面、維持が大変なのが難点!
この問題点を解決するために生まれたのがデュアルトップ対面です。
シンクや作業面が見えないように手元隠しのカウンターが施されています。
フラット対面の見栄えの良さと手元を覆い隠す造作対面の実用性が◎
生活感の出るスポンジや洗剤があってもリビングからはみえません!
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最近人気の…
ひと昔前ならダイニングテーブルはなぜか決まってリビング側のキッチン前にレイアウトされていましたが、最近人気なのは並行レイアウトです。
このレイアウト、メーカーさんが誘導して普及させたわけではないらしく、自然発生的に人気が出ているんだそうです。
このレイアウトには合理的なメリットがあります。
出来上がった料理を横にスライドして運ぶだけで食卓に並べる事ができる。
そして食後の片づけもしやすい。
作業動線が非常に効率的な配置で、リビングを広々と使えるのもメリットですね。
また、キッチン前にテーブルを置くと互いの視界に入り、テーブルで勉強や仕事をしている場合は気になるという方が多いのではないでしょうか。
並行レイアウトならお互いの存在を感じながら、それぞれの作業に集中できます。
一緒にいるけど気にならない家族の『ゆるい繋がり感』、その快適さがこのレイアウトを選ぶ人を増やしているようです。
サイズ
キッチンは一度新しくすると平均耐用年数は20年と長く使い続ける道具です。
だからこそ快適に使えるサイズじゃないと毎日のストレスはとてつもなく大きいのです。
ショールームで実際の高さを体感しておくことは重要ですが、盲点がひとつ。
ショールームでは靴tを履いているという事です。
裸足派、スリッパ派、マット派、使い方ひとつでキッチンの最適な高さは微妙に変わってきます。
また造作対面キッチンでカウンターを設置したのに位置や高さが合わなくて、手が届かないなんてこともあります。
特に背の低い方はショール―ムなどで最適な高さをご確認ください。
コンロとシンクの位置や収納にも注目!
コンロとシンクとの距離、収納スペースの高さや深さなどまずは今使っているキッチンの色んな場所を測ってみて、不満点も含めて知っておく事が重要です。
その上で新しいキッチンにはこんな大きさ、高さ、幅がいいと話し合っておきましょう。
横向いてすれ違う時ありませんか?
一人で作業する事を想定しがちですが、料理を出したり、型付けをするなど二人でキッチンにいる機会は想像よりも多いもの。
大人が楽にすれ違えるようにするには通路の幅は105センチ以上確保したいところです。
かといって広すぎるスペースは調理作業の効率を落としかねないので、ワークトライアングルを参考にしましょう。
冷蔵庫・シンク・コンロの位置から生まれる三角形の事で、この3辺の合計を510㎝に近づけることがスムーズで効率的な作業を生み出すとされています。
収納力
最近のキッチンは収納力がバツグン。
ショールームに行くとこれだけの物が収納できますよと展示されていますが、信じられないくらいたくさんの物が入ります。
よく使う物は簡単に取り出せるようになっていたり、これ便利!がキッチン収納についていたりします。
目の高さから膝くらいまでがワークゾーン、普段使いの道具が手軽にしまえるメインスペースになっています。
足元にはストックゾーン、あまり使わない物・重い物をしまうのに適しています。
部屋の雰囲気を決めるのは周辺収納
この空間を決めているのは、実は背後の壁面に置かれた周辺収納です。
試しに上の写真の収納部を覆い隠して見てください。
カギを握っているのは、収納の扉にキッチンと似た面材が採用されている点です。
対面式のキッチンでは、奥の壁面は大きな意味を持ってきます。
リビングから見た時に一番面積の大きな場所になりやすいためです。
上の実例のように壁面をフルに使う方法もあれば、棚などを組み合わせて見せる方法などたくさんあります。
周辺収納をどう魅せるかで空間が決まりますよ。
機能性・清掃性
ワークトップ
どれもが熱に強く、水に強く、汚れにくい素材ですがそれぞれの違いをご紹介します。
『ステンレス』
プロの厨房でよく目にするステンレス。大きな特徴のひとつが衛生面に優れている事。
耐食性に優れる不動態皮膜を生成しサビにくいことからフォークやナイフなどの食器にも使われてきました。
ヘアラインやバイブレーションといった表面仕上げで印象も変わります。
『人工大理石』
硬質な樹脂からできているため美しい色や柄のバリエーションが豊富。
人造大理石とは別物で、人造大理石は天然大理石を粉砕してセメントや樹脂で固めた半人工素材です。
『セラミック』
セラミックは焼き物の一種でキズに強く、陶器などの仲間なので風合いがあり天然石のような洗練された高級感があります。
『高機能メラミン素材』
シンクとの結合がなめらかで一体成型のような仕上がりで、汚れがたまりにくく衛生的。
また扉とワークトップを揃えることもでき家具のような特徴があります。
『ホーロー』
ホーロー製はキズや熱に強く、マグネットもくっつきます。
まとめ
いかがでしょうか。
キッチンには形やレイアウト、ワークトップの種類も様々。
ショールームに行くときはできるだけ高さのない靴で行くことをおススメします。
また、棚を付ける場合は同じシチュエーションを作って高さを測ってみましょう。
見えない障害が見えてくることがありますよ。
一番使う人や家族のライフスタイルもよく考慮してレイアウトを考え、後悔のないキッチンと間取りにしましょう!
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