新築一戸建て・リフォーム・リノベーションもお任せ！　堺市の工務店　純工房です。

まもなく梅雨の季節がやってきますね。

みなさんお洗濯はどうされていますか？

さて、今日は洗面所についてお話したいと思います。

ここ数年お家づくりのご要望も色々変わってきており、最近増えているのが脱衣所と洗面所をを分けたいというご希望。

洗面所は帰宅後すぐに使いたい場所でもありますし、お風呂や洗濯と毎日使う場所だからこそ使い勝手のいい空間にしたいものです。

今回は脱衣所と洗面所をを別々にした場合のメリット・デメリットをご説明したいと思います！

▼もくじ

・脱衣所と洗面所を分けるメリット

・脱衣所と洗面所を分けるデメリット

・脱衣所と洗面所を独立させる際の注意点と解決策

・まとめ

脱衣所と洗面所を分けるメリット

脱衣所と洗面所が一緒でこんな時使いづらいなと感じた事はありませんか？

・お子様が思春期を迎え入浴中は使いづらい

・来客時にも洗面所を使ってもらいたいけれど、お洗濯や生活感が気になる

・帰宅後の動線に手洗い場が欲しいなど

洗面脱衣所は、洗濯や入浴、歯を磨いたり身だしなみを整える空間でもあり様々な用途で使います。

そして限られた空間なのに、利用する時間帯が重なってしまったりするんですよね…

脱衣所と洗面所を分けるとどんなメリットがあるのでしょうか。

メリット１．気を使わなくていい

お子様が小さな時は気にならなかった事が、成長とともに気を遣う事が増えてきますよね。

誰かが入浴しているときも、気兼ねなく洗面所を使う事ができます。

メリット２. 収納が整う

洗面脱衣所は色んな用途で利用するため、その分物も集まります。

大きな洗濯機や洗剤・タオル・身支度を整えるための小物類など、限られたスペースでかなりの量を収納しなければなりません。

その点脱衣所と洗面所を分けると各目的によって収納を分ける事ができるので、収納が整いやすくなります。

メリット3.　生活感を隠す事ができる

お洗濯は生活感がでやすく、来客時にはできるだけ見られたくない所ではないでしょうか。

脱衣所と分ける事で、来客時には手洗いスペースを利用してもらいやすくなります。

メリット4.　家事が楽になる

最近では室内干しを洗面スペースと兼用される方も増えています。

ただ洗面脱衣所の大きさとポールの位置によっては、物干しを利用中は洗面所を利用するたびに洗濯物をかき分ける事になってしまいます。

脱衣所を『洗う ➤ 干す』のランドリースペースと兼用する事でコンパクトにする事ができ、毎日の家事も楽になります。

脱衣所と洗面所を分けるデメリット

では脱衣所と洗面所を分けるとどんなデメリットがあるのでしょうか。

デメリット1.　コストがかかる

仕切りが増える事でその分費用もかかってしまいます。

また、水回りを離してしまうことでコストも必然的にかかってしまいます。

デメリット2.　ある程度の広さが必要

スペースが狭すぎると閉塞感が出てしまう場合があります。

特にお子様が小さなうちは、衣類の脱着の手伝いがあります。

毎日使用する場所ですので、適切な広さを検討しましょう。

デメリット3.　動線が増える

例えば、洗面所でのお洗濯の予洗いやスキンケアなど

脱衣所と洗面所で完結していた事が、空間を分ける事によって動線が増えることがあります。

脱衣所と洗面所を独立させる際の注意点と解決策

扉で間仕切る

コスト面や広さなどのデメリットがありますが、脱衣所と洗面所を分け、利便性を持たせたいのなら扉で間仕切る事もひとつの手です。

床面積は少し大きくなることもありますが、手前は来客時も利用できる洗面スペース、扉を開けるとランドリー兼脱衣所と空間を使い分ける事ができます。

また、洗濯機や乾燥機、お洗濯だけのコーナーに扉を付けるのもおススメです。

生活感が出やすいランドリー類が目に触れないだけで、とてもスッキリとした印象になりますよ。

別の手洗いスペースを設ける

動線上洗面所の独立が難しい場合は、別の手洗いスペースを設けるのもひとつです。

トイレの前や玄関の近くなどに設置する事で、兼用して利用でき快適さが増します。

閉塞感がでない工夫を

スペースが狭いと閉塞感が出てしまいます。

広さが心配な場合は、天井を高くとったり、窓をつけることで和らげる事ができます。

まとめ

いかがでしょうか。

コロナ禍から玄関近くに手洗いがある『ただいま手洗い』スペースを求める声が増え、最近ではその動線も当たり前のひとつとなりつつあります。

コスト面やスペースの問題がありますが、室内干しもできるランドリールームや来客時にも気兼ねなく使ってもらえる洗面室は、家族にとってもうれしいスペースになるのではないでしょうか。

脱衣所と洗面所を分けるかどうかは、家族の帰宅後動線や来客の頻度などライフスタイルに合わせて検討してみましょう！